ニワトリのフン(1)

鳥のフンというと、ゴミ集積場でよく見るカラスのフンのように、水分が多くベチャっとしたものを想像していましたが、ニワトリのフンは意外と水分が少なく、私が考えていた鳥のフンとは違っていました。

これがニワトリのフン べちゃっとしていない

京都市動物園のブログによると、鳥たちは体を軽くするため、食べたものをすばやく消化し排泄できる体の構造をしているのだそうです。

実は鳥は消化にかかる時間が短く、食べものを体から早く排泄することができます!
すばやく消化・排泄をすることで、体の軽さを保ち、飛びやすくしているのですね!

引用元:京都市動物園(救護センターブログ)

だとすると、飛ぶことのないニワトリは、そこまで体を軽くする必要がなく、他の鳥たちほど消化・排泄を急がなくてもよいのではないでしょうか。
食べたものをある程度まで体の中に溜め、消化に時間をかけられるため、ニワトリのフンは他の鳥たちと違い水分が少ないのではないか、というのが私の考えです。

白いのがオシッコ。
黒いのがウンコです。
このフンは臭くないのです。
形は爬虫類のフンに似ていますね。

ニホントカゲの糞 | -THESE DAYS-
 これはニホントカゲのフン。ウンチ。   (鳥×コウモリ)÷2 みたいなフン。 白い部分が尿酸。つまり、おしっこ。 鳥も爬虫類も、糞と尿を一緒に出す為、同じように白い物が糞に混ざる。 爬虫類から鳥類が派生したとの現在の考えからすると、このよ


実は、ウンコとオシッコを別々の場所から出すのは哺乳類(カモノハシ、ハリモグラを除く)だけで、それ以外の鳥類、爬虫類、両生類は、ウンコもオシッコも交尾も、すべてひとつの場所(総排泄腔)で済ませているのです。

何年か前にアマガエルを飼っていたことがありましたが、鳥類と同様に総排泄腔を持つ両生類であるアマガエルのウンコには、白いオシッコの部分はなかったと思います。
どういうことでしょうね。

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