暑い夏が終わり、朝晩に涼しさを感じるようになってきたら、見て分かるぐらいにニワトリさんたちの食欲がモリモリと増してきました。
これまでは朝にご飯を持って行っても、ひと口ふた口ご飯を突くとすぐに鶏小屋から出てきていたのですが、今はもう、ぜんぜん外に出てきません。
今朝も洗面器に入ったご飯、すべてを食べ尽くしてしまうのでないかという勢いで食べていました。
それ、今日一日分のご飯なんですけど・・・
人間は暑ければ半袖を着たり、時には裸で寝たりもできますが、ニワトリはそういう訳にいかないですからね。
暑いさなか、立派な羽毛をまとってご苦労様です。
先日、卵についた汚れを拭いていたら殻を割ってしまいました。
カルシウム不足を心配しエサに牡蠣殻を追加したのですが、暑い時期にはこのようなことがあるようです。
暑くなると、体温を調節するために呼吸を盛んに行うため、肺を介して血液中の二酸化炭素を過剰に放出します。二酸化炭素が減ってしまうと、血液中がアルカリ性に傾いてしまうため、正常なpHに戻そうとする動きが起こり、その結果、血中のカルシウム濃度が下がってしまい、主に炭酸カルシウムでできている殻が薄くなってしまうのです。
コープデリ連合会
鶏の世界にも夏バテがある!?|コープデリ連合会
夏場、卵の殻が割れやすいのには理由があるんです。 コープデリ生活協同組合連合会
この夏、卵が割れてしまったのはこの一回だけでしたが、夏の間はカルシウムの量を若干増やしてやるのがいいのかもしれませんね。