殻のない卵

ここ数日、夜明けとともに騒がしいニワトリさんたちです。
この日もカラスが鳴きだすのと同時に、ココー、ココーと始まりました。

ご飯をあげるから、頼むから静かにして。

クロさんはいつものように食べにやってきたのですが、シロさんが止り木から降りてきません。
どうした、シロさん?

見ると、ふたつの卵がすでに産んであります。
これまでは食後に卵を産んでいたのに、クロさんもシロさんも、産卵まで早い時間になってしまったのでしょうか。

まぁいいか、と卵を取り出そうと卵をつかんで、卵の異常に気がつきました。
ふたつある卵のうち、ひとつの卵が柔らかいのです。
ゆで卵をむく時の、殻と白身の間にあるあの薄皮しかない、そんなかんじのブヨブヨとした卵でした。

割ってみるというより、皮をやぶいてみたら、中にはちゃんと黄身が入っていました。
白身が少ないですね。

野菜クズに配合飼料をふりかけただけでは、カルシウム不足だったのでしょうか?
カルシウムとして、たまに魚のアラをあげていたのですけどね。

その後、出勤前に鶏小屋をのぞいてみたら、また卵。

産卵部屋に産んであるので、これはクロさんの卵っぽいですね。
ということは、あのふたつの卵はシロさんが産んだ卵だったようです。

・ひとつめに正常の卵を産んで、続けてもうひとつ卵が産んでしまった。
・連続しての産卵だったため、ふたつめの卵には殻が形成されなかった。
・短時間にふたつの卵を産んでしまったため、シロさんお疲れで体調不良。
こんなふうに、考えてみました。

鶏小屋の隅で元気のないシロさん

夕方帰ってきてもシロさんの調子が悪いようだったらどうしようと心配でしたが、帰宅時にはいつものシロさんにもどっていたので、ひとまずは安心です。

左のトサカが小さいのがシロさんです


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