脱走を試みるニワトリさんとの、いたちごっこの毎日

鶏小屋の隣にある、園芸ネットで囲ったニワトリさんたちの放し飼いスペース。
設置当初はニワトリさんたちも喜んでくれていたのですが、最近はこの放し飼いスペースの外に出たいようで、園芸ネットの隙間をくぐったり上を飛び越えたり、ニワトリさんもない頭をフル回転させ、脱走を試みてくれています。

放し飼いスペースにある雑草は食べ尽くし、元は生ゴミコンポストがあった場所も掘り尽くされ、放し飼いスペースは今や不毛の大地です。
すぐ隣に青々とした緑が見えていれば、脱走したくなるのも当然ですね。

「隣の芝生は青い」ってやつか

だからといって、放し飼いスペースから出すわけにもいかないのです。
今の時期、ブルーベリーやブラックベリーがおいしい実をつけており、ニワトリさんたちが雑草より先に、大切に育てているこれらの果物を食べてしまうのです。

どこから脱走するのか改めて園芸ネットの周りを点検し、脱走対策をしてみました。

脱走対策その1
夏になり雑草が大きく生長し、生長ととともに園芸ネットを持ち上げてしまっている個所があるので、雑草を刈り取る

脱走対策その2
「これくらいなら大丈夫だろう」と、ケチって園芸ネットが張られていない箇所があるので、園芸ネットを張り直す

脱走対策その3
飛んで逃げてしまう対策として、離陸地点の上に張ってある釣り糸をさらに上にも張る

これまでニワトリにあまり興味を示していなかった妻も最近は協力的で、自分が家にいる時は積極的にニワトリさんたちを放し飼いスペースに出してくれるのですが、私の時に比べニワトリさんたちが脱走をする回数が多いのです。

私の時は、1時間に1回くらいかな。
出ない時はぜんぜん出ません。

その日休みだった妻からのLine。

10分の間に3回って、逃げて捕まえて逃げて捕まえての繰り返しじゃないですか。
ニワトリさんになめられているような・・・

「あいつ、ちょろいからな」

イヌやネコは人の顔の判別ができるといいますが、ニワトリも「今日はパパさんか、怒ると怖いから、今日はおとなしくしておこう」なんて考えているんですかね。
そこまで考えられるのなら、「あまり脱走を繰り返すと鶏小屋に閉じ込められたままにされてしまうから、放し飼いスペースの中で我慢しておこう」とは、ならないものですかね。


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