ニワトリを飼い始めて、そろそろ一年が経ちます

昨年の10月23日、10月14日に生まれた生後一週間ほどのヒヨコが、わが家にやって来ました。
品種は岡崎おうはんという、愛知県の地鶏です。

ヒヨコがわが家にやってきた

これまでに魚、カエル、カメ、イヌは飼育したことはあったのですが、鳥を飼うのは初めて。
しかも生まれてすぐのヒヨコってすぐに死んでしまうイメージがあったので、過保護すぎるくらい慎重に育ててきました。

まだ10月なのに、寒さ対策に大きなヒーターを用意した、飼育当初のヒヨコ水槽

ヒヨコ時代を卒業し、ニワトリになってからはかなり適当。
それでも卵を産み始め、現在に至っています。

この頃は外に出しても私のあとを追いかけて来てくれて、可愛かったのですが・・・
まだトサカがない、若かりし頃のニワトリさん

今日はこの1年で私が感じた、ニワトリを飼育して良い(面白い)ところ、悪いところをお伝えします。

ニワトリを飼っていて良い(面白い)ところ
卵を産んでくれるところは当たり前すぎるので、パスしますね。

・残飯処理
生ごみコーナーに溜まった残飯をたいらげてくれます。
特に魚のハラワタが大好きです。
このように草も食べるし肉も食べる動物って、ニワトリの他にはブタくらいなのかな。
イヌやネコは草を食べないし、ウシは魚のハラワタは食べないでしょう。
倫理的に鳥肉はあげていませんよ。

・見ていて面白い
二本足でトコトコ歩く姿が、なんとなく人間と被ります。
止り木から地面に降りる時など、ヒトと同じような足使いで着地します。
飛ぶことをせず常に二本足でトコトコと歩く動物というのも、人間以外にはニワトリとダチョウくらいなんですかね。

・しゃべっているみたい
コケーという大声は勘弁してもらいたいのですが、常にコココ、コココと鳴いています。
このコココ、コココが、ニワトリ同士が会話をしているように見え、微笑ましいですね。
私が鶏小屋のドアを開けると、コココッコココッ(やった―、外に出られる)
出ちゃだめだよとドアを閉めると、ココー ココー (なんだよ、期待させんなよ)
みたいな。

ニワトリを飼っていて悪いところ
・鳴き声1
メスは鳴かないといいますが、コケコッコーと鳴かないだけで、コケーコココという大きな声で鳴きます。(ほぼ同じじゃん)
ただ、コケーコココの鳴き声を出すのは、身に危険を感じている時だけのようです。
毎朝鳴くようなことはありません。

・鳴き声2
わが家には鶏小屋に接続された放し飼いスペースがあり、私がリビングにいる時は放し飼いスペースに出しています。
鶏小屋から放し飼いスペースに出たい時や、放し飼いスペースから外に出たい時など、ヒトの姿を見るとゴゲェ~、ゴゲェ~と、しわがれ声で「外に出して、外に出して」と懇願します。
これも場合によっては、イラっとしますね。

・食べる量
食べるエサの量が半端でなく多いです。
あんなに大きい卵を毎日産んでいるのだから、食べる量が多いのも分かるのですが、わが家では一羽につき配合飼料1合と米ぬか少々。
足りない分は、スーパーでもらってくるキャベツの外葉でまかなっています。
1日にキャベツの外葉10枚くらいでしょうか。
スーパーのキャベツ売り場のゴミ入れにキャベツの外葉はたくさんありますが、これを拾ってくるのがやはり恥ずかしいのです。
「この人、この外葉を食べるのかしら?」なんて思われるのも嫌なので、外葉をわざと乱雑に扱い、私が食べるんじゃないですよと周囲に猛アピール。
そんな理由から、レタスの外葉は拾ってこれません。
レタスだと、料理によっては外葉も食べれてしまいますからね。
(Twitterのフォロワーさんから「キャベツはニワトリのエサに適さない」との指摘をうけました。わが家のニワトリさんたちは、明らかにキャベツを大量に摂取していたので、今後はキャベツに代わるなにかを考えています)

以上、一年間ニワトリを飼育しての感想でした。
今の夢は、一度でいいから卵から孵化させてみたいですね。
ただこれだとオスメスの選択ができないから、住宅地飼育のわが家では実現不可能な夢なのです。

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