四国キャンプ②(大阪~高知)

大阪から愛媛へは、オレンジフェリー。
大阪南港を22時に出航し、愛媛県東予港に6時に到着します。
最近のフェリーは、いちばん安い等級でも大部屋のカーペットの上にゴロ寝でなく、狭いながらもちゃんとした個室になっているんですね。

ベッドと机があり、一晩眠るには十分な空間

大阪から愛媛まで9,850円(繁忙期)。
ひと晩の寝床と風呂、大阪から愛媛までの旅費を考えると十分安いのではないでしょうか。

四国での移動手段はレンタカー。
荷物がたくさん載って、安く借りられる車と行ったら、コレでしょう。
マツダボンゴ。

坂道ではスピードが落ちてしまうし、乗り心地も悪いけど、積載量抜群

四国での1日目は、最後の清流とも言われている四万十川での川遊びです。

私、前職で河川の環境調査をやっていたので、いくら清流四万十川でも、われわれが泳ぎに行くような場所では濁りがあるだろうと予想はしていました。
本当の清流を見たいのなら、もっと上流に行かないとダメなんです。
でも上流に行くと川の水温が低くなり、長い時間泳げなくなってしまうし。

やって来たよ、四万十川

四万十川の魅力は、今でも川漁師がいて、生活の中に川が流れているところだと思うのです。
「なんか濁っているね」と言う娘にそう説明しましたが、理解してくれたでしょうか?
四万十川より規模は小さいけれど、魚がたくさん泳いでいる栃木や群馬の川で遊んできた子供たちには、四万十川はどう映ったのでしょう。

四万十川での遊びといえば、やっぱりコレでしょう。
けっこう怖いよ。

四国でのキャンプ地は、高知県西部の海岸沿いにある「樫西キャンプ場」。

暑さを受け入れて景色をとるか、景色を諦めて日陰をとるか、子供たちに聞いてみると、「景色のいい所にしよう」
即答でした。
景色を眺めるため、西日が当たるものすごく暑い場所にテントを張りました。

景色はいいけど西日が当たり、ものすごく暑いんです

ここ樫西キャンプ場は、きれいなトイレの他に水シャワーまでついているのに、無料なんです。
唯一の欠点は、炊事場がないところ。
食べ終わった食器洗い等で水場が汚れているのを心配しましたが、ここにやって来るキャンパーのみなさんはそういうところは分かっているようで、洗い物を出さない工夫をしているようでした。
わが家も樫西キャンプ場に滞在中は、飯盒でのご飯は止め、お湯で温めるだけで食べられるレトルトご飯にし、ご飯の容器を食器代わりに使い、洗い物を出さないようにしていました。

キャンプ初日の夕飯は、四万十川の道の駅 「よって西土佐」 で買った四万十川産、天然アユの塩焼き。
いつもは魚のハラワタを残す子供たちも、ハラワタまでちゃんと食べてくれました。

道の駅「よって西土佐」の川魚売り場。
アユの干物って、どんな味がするのだろう。

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