ニワトリさんたちの苦手な食べ物が、ネバネバ系の納豆やサトイモなどということは分かりました。
では、細長い食べ物はどうでしょう。
余ったスパゲッティをあげてみました。
そのままだと塩気や油が多そうなので、水で洗ってからあたえます。
スパゲッティを見せると、ついてきました。
初めて見るものなのに、なぜ食べ物だと分かるのでしょうね?
1本目のスパゲッティは食べかたが分からず、口にくわえたものの飲み込めないスパゲッティを2羽で取り合いをしていましたが、2本目からは要領も分かってきたようで、スルスルと上手に飲み込めるようになりました。
スパゲッティがこれくらいの長さだから飲み込めるけど、もっと長いものを食べる時はどうするのでしょうね。
途中で噛み切るということはしないのでしょうか。
ニワトリだけでなく鳥類はみな歯を持っていないので、歯で噛み切るというよりクチバシで千切るというやり方になります。
スパゲッティくらいの柔らかさなら、クチバシでもじゅうぶん千切れると思うのですが。
なぜ鳥類には歯がないのか、このことに関しては長年のナゾでしたが、「卵が孵化するまでの期間を短くするため」という説が有力となっているようです。
なぜ鳥は進化の中で「歯」を捨てたのか? (3/3) - ナゾロジー
鳥のクチバシは、色も形も大きさも多彩で、エサを裂いたり、木の実を割ったり、花の蜜を吸ったりと何でもこなせます。
ただし、食べ物を「噛む」こと以外は。
現生鳥類には、クチバシに歯がついておらず、エサを咀嚼することができません。
その代わり、砂や小石を飲み込んで事前に砂肝をつくり、そこでエサを消化する種もいます。
しかし、...