薪棚作り

わが家には2つ薪棚があります。
1つは奥行きが80cmほどで、薪を2列に入れられるもの。(木製)
もう1つは奥行き40cmほどなので、こちらは薪1列です。こちらも木製。

さらにもう1つ、薪棚を作ることにしました。
家と敷地境界の狭い場所に作るので、薪1列サイズ。
外からの目隠しも兼ねたいので、高さ2mとします。
奥行きがないのに高さが2mもあるため、パタンと倒れてしまわないように骨組みは単管パイプで組むことにしました。

地面に単管パイプを打ち込んで基礎としようとしたのですが、どこに打ち込めばいいのか?
とりあえず2か所に打ち込み、そこを基準に四角い枠を作り、 単管パイプを打ち込む残りの2か所を決めることにしました。

そもそも単管パイプを地面に垂直に打ち込むことから難しく、もうこの時点で基礎となるはずの単管パイプが傾いていました。
面倒がらず、水平器でチェックをしなくてはいけなかったようです。

柱が多少傾いていても板で隠してしまうので、誰も気づかないでしょう。
柱としている単管パイプに角材を取り付け、そこに横板を張っていきます。

なんとなく完成。
あとは屋根を付けるだけです。

柱が歪んでいるため、屋根としている波板の幅が足らなくなってしまいました。
完成に近づくにつれ、いろいろと歪みによる不具合が・・・

あれ?

さらに、歪みだけではない構造上の欠陥が発覚。
敷地に対して家が斜めに建っているため、敷地に余裕のある1.8m分を薪棚、残り1.8mには薪棚を作らず目隠しの壁だけにしました。
この目隠し壁の部分ですが、薪棚のような立方体構造でないため安定感がなく、手で押すとユラユラ動いてしまうのです。
これはマズいな。

後日、わが家の建築士さんがこの薪棚を見て苦笑い。
「単管パイプを真っ直ぐに打ち込むのって難しいでしょう」
「このままだと台風が来たら倒れるね」

でもちゃんと補強の仕方を教えてくれました。
アルミのアングルを買ってきて、目隠し壁を家の壁と接続すれば大丈夫とのことでした。

後日補強をしたら、揺れはなくなりました。
補強の部分が格好悪いけど、薪棚兼目隠し壁の完成です。
今まで人目が気になり、一日中カーテンで閉め切りなっていた窓も開けられるようになりました。


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