ニワトリさんをコンテナに入れてみたら

庭のイチゴが穫れ始めました。
スーパーに並んでいるような激甘イチゴではないけれど、適度な酸味がありイチゴ本来の味が楽しめるので、私はこの庭穫れイチゴが好きなのです。

家庭菜園で育てるイチゴの敵といえば、ナメクジ、アリでしょうか。
おいしそうに色づいてくると奴らに穴を開けられてしまい、何度も悔しい思いをしました。

昨年からわが家のイチゴには、新たな敵が現れました。
ニワトリさん。
彼らもイチゴが大好きなようで、放し飼いスペースから逃げ出すと真っ先にイチゴエリアにやってきて、イチゴを食べてしまうのです。
お前らには、虫が食った穴あきイチゴで十分。

またこれまでの冬から春にかけて家庭菜園に植わっていたのは、大きくなったブロッコリーくらいだったので、ニワトリさんたちが走り回ろうとも、穴を掘ってエサを探そうともなにも問題はありませんでした。
しかし今の季節、家庭菜園には夏野菜の大事な苗が植えられています。
植えたばかりの小さな苗を、踏んだり突かれては困るです。

ニワトリさんたちも、すべてを食い尽くした不毛の放し飼いスペースは嫌なようで、私が外に出ると「放し飼いスペースから外に出せ」とうるさく鳴くのです。
そこで家庭菜園を荒らされることのないよう、ニワトリさんを収穫コンテナに入れて外に出してやることにしました。

コレ

コンテナをニワトリさんの頭から被せようとすると、ニワトリさんは怖がりますが、横から被せると「えー、ヤダー」と言いながらも、コンテナに入ってくれます。
こういうところ、家畜ですね。

コンテナを被せ、地面をズリズリ移動。
このコンテナ、定員は一名。
心配顔のクロさんが、コンテナのそばから離れません。

おーい、シロさん大丈夫?

どうですか、コンテナの居心地は?
「いいわけないだろ、早く出せ、コノヤロ」

もう少し喜んでくれるのかと思いましたが、ぜんぜん!
何回かやって慣れてくれば、自分からコンテナの中に入っていくようになってくれるでしょうかね?

これなら大切なイチゴを守ることができる

コンテナも持ち上げてやると、いつもならイチゴのところに向かうニワトリさんが、今日はそのまま放し飼いスペースに戻ってしまいました。

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