タイトルに惹かれ、図書館で借りてきた本です。
『正面を向いた鳥の絵が描けますか?』(山口 真美):講談社+α新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
貴方の描く似顔絵は、折り紙にも負けている……。絵は「心の世界」。視覚と脳の不思議な関係を探る。まったく同じ世界を見ているはずなのに、私だけうまく描けないのは、いったいなぜ……? 貴方の描く似顔絵は、折り紙にも負けている…… 絵は「心の世界」視覚と脳の不思議な関係を探る まったく同じ世界を見ているはずなのに、私だけうまく...
わが家のニワトリさんの正面からの顔って、どんなだっけ?
正面から顔を見ようとしても、すぐに顔をそむけてしまうんですよ。
写真を撮るのなんて至難の業。
スマホではシャッターチャンスに追いつかないため、久々に一眼レフを出してきました。
それでも難しい。
なんでこっちを向いたまま、じっとしてくれないんですかね。
もしかしてニワトリは、顔を傾けないと目の前のものが見えないのでしょうか?
ネットで調べてみてもさすがにそんなことはなく、通常の動物と同じ視野であるようです。
すばやく敵を見つけないといけない草食動物は、振り返らなくても後ろのほうまで見ることができるよう、目が顔の横に付いていているのです。
反対に相手との距離を計らないといけない肉食動物は、両目を使い立体的に物を見なくてはいけないため、目が顔の正面に付いているということ、知ってました?
ニワトリは肉食動物に襲われる側の動物なので、目が草食動物の位置に付いていて、前はもちろん後ろのほうまでよく見えているのです。
そもそもわが家のニワトリさんたちは、私と目を合わすのがイヤなようです。
鶏小屋の止り木の上でこちらを向いているからと写真を写そうとすると、いつもこれです。
そこまでしなくたって、いいでしょうに(涙)
ニワトリの視野について調べていたら、面白いことが書かれていました。
鳥類はすぐれた視力を持つ代わりに、顔に占める目の割合が大きすぎるため、人間のように目玉を動かして物を見ることができないのだそうです。
ニワトリがしょっちゅう顔を動かしているのは、落ち着きがないのでなく、いろいろな場所を常に見ていているということだったのですね。
新年のご挨拶 | 医療法人 中村眼科
新年あけましておめでとうございます。 今年の干支は60年に一度の丁酉(ひのととり)です。酉は一般的な鳥ではなくニワトリのことを指すそうですが、干支にちなんで鳥類の眼についてのお話をしたいと思います。 動物の網膜には光や色を感じる視細胞があります。 視細胞には暗所で機能して光に対する感度が高い杆体と、明所で機能して色彩...