ナショナル ジオグラフィックに、アメリカで発生している17年セミの大量発生の記事があったので読んでいました。
今年が17年に一度ある、セミが大発生する年のようです。
記事では、大量に発生したセミを動物園の動物たちが喜んで食べている、というようなことが書かれていました。
そんな中、気になった記事がこちら
セミたちは木にしがみついて樹液を吸い、オスはメスを引き寄せるために一斉に鳴く。彼らは交尾をし、メスは木の枝に卵を産みつける。やがて孵化した幼虫は地面に落ち、地中に潜って17年間の休眠に入る。
17年ゼミの大発生始まる、動物たちの反応は?(ナショナル ジオグラフィック)
アメリカのセミは木に産卵するのか。
あれ?日本のセミはどこに産卵するのだろう?
セミの幼虫は土の中にいるので、木の根元にでも産卵するのかと思っていましたが、日本のセミもアメリカのセミと同じく木の枝に産卵し、孵化したセミの幼虫は、木の枝から地面に落ち、地面に潜り、地中生活を始めるのだそうです。
夏の間、あれほど身近にいるセミなのに、産卵のことはぜんぜん知りませんでした。
そういえば夏の終わりになると、人間が近づいても木の枝や幹にじっとしがみついたままでいるセミがいるけれど、あれはもしかしたら産卵中のセミだったのかもしれません。
「網を使わないで、手づかみでセミが獲れた」なんて、子供の頃喜んだ覚えがあるけれど、なんだか悪いことしたな。
卵から産まれたばかりのセミの赤ちゃんが、木から落ちて土の中に潜るまでの動画がありました。
セミって、卵から幼虫になるのに1年かかるんですね。
まずそこから知りませんでしたよ。