チャドクガ注意

先週もツバキの木で見かけましたが、昨日の仕事中にもサザンカの木にたくさんいました。
チャドクガの幼虫です。

こんなのがそこら中に

風にのって毒のある毛が飛んでくるので、直接触れなくても刺されてしまうのだそうです。

イラガには刺されたことが何度もあり、これまでも痛い思いをしてきましたが、チャドクガには刺されたことがありません。
チャドクガに刺されると、痛いというより痒いみたいですね。
猛烈に痒くなるそうです。

イラガのあの痛さとチャドクガの痒み、刺されるのならどっち?
イヤイヤ、どちらにも刺されたくありません。

チャドクガもイラガも、奴らがいるとそこだけ葉が不自然に枯れているので、そこに気づくことができれば避けることができるのです。
またチャドクガは、ツバキ、サザンカ、チャの木など、特定の木にいるので、それらの木に近寄る時は、特に用心しましょう。
昨日は、サザンカの木全体が小さな黒い粒々で汚れており、なにかおかしいと思い注意して見たら、チャドクガがいました。
あれは多分、チャドクガの幼虫のフンだと思います。

チャドクガ整列!

考えてみると、柑橘類の木はエライですね。
こうした痛い系の毛虫は付きません。
毛虫というより青虫といったほうがいい、アゲハチョウの幼虫が付くくらいですから。
痛くも痒くもない、くさい臭いを出すアゲハの幼虫なんかカワイイもんですよ。

庭の温州ミカン。今年も実を付け始めてくれました。

ミカンの木もツバキの木も同じ常緑樹で葉のかんじも似ていますが、ミカンにはアゲハチョウの幼虫以外は付きません。
柑橘類の木には、毛虫を寄せ付けない成分があるのでしょうか?

いかにも刺されると痛そうな見た目の毛虫でも、実は痛くないという毛虫もいるんですね。
庭の刺す毛虫・刺さない毛虫(公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会)

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