食卵クセの対策として、練りカラシを詰め込んだニセ卵。
こんなのどう見ても卵でないことバレバレでしょ。
こんなので大丈夫かな、と鶏小屋に持って行ってみると、ニワトリさんたち大喜び。
ニセ卵をくわえ、あっという間に放し飼いスペースに持って行ってしまいました。
カラシの効果があったのか、庭に運び出したニセ卵を口にはするけど不味いらしく、クチバシを地面にこすりつけたり、鳴き声をあげたりして、ニセ卵を放置して鶏小屋に戻ってしまいました。
私としては「ギャー、なにコレ！」的な、派手なリアクションがほしかったのですが、ニワトリさんたちの反応は「いつもと違って、なんだか不味いな」くらいの薄い反応。
こんなので大丈夫でしょうか。
鶏小屋に戻ったものの、やっぱり卵が気になるようで外に出てきてニセ卵を突いています。
しつこいな。
卵は君たちの食べものじゃないんだよ。
鶏小屋に戻り、残りのエサを食べ始めたニワトリさんの横に、さっきのニセ卵を置いてみましたが反応ナシ。
とりあえずはニセ卵作戦、成功のようです。
本当は、これでニワトリさんが卵を食べてしまう問題は一件落着。
めでたし、めでたし。
となる予定でした。
が、夕方にコレですよ。
夕方、エサ入れを洗おうと鶏小屋に入ったら、カラシ入りのニセ卵がどこにもないのです。
ってことは食べちゃったの？
カラシを口にした後のニワトリさんたちの反応から見て、それほどカラシのダメージを受けていなかったように見えていましたが、もう完全に私の負けです。
ニワトリの食卵癖で悩んでいる皆さん、巷にカラシ卵を食わせると食卵癖が治るという情報がありますが、ニワトリはカラシを食べますよ。あれはニセ情報ですよ。
次なる手段は、食べられないニセ卵作戦でいってみます。
