葛和田渡船(赤岩渡船)

仕事で熊谷に行くことがあり、前々から気になっていた利根川の渡し船に乗ってきました。
想像はしていましたが、なにもない所でした。

熊谷駅からバスで来れます!


渡船は群馬県側に待機しており、埼玉県側から乗りたいときは、旗を揚げて合図を送ります。

旗を揚げるには勇気がいるね


「私ひとりのためにわざわざ来てもらうなんて、そんな・・・」とためらっていたところ、群馬側からお客さんを乗せた船がやって来ました。
群馬から埼玉へのお客さんは、犬を連れたおじさん。
犬の散歩に埼玉側までやって来たようです。

犬の散歩で対岸に渡るために乗ったのだから、OKです

どこから見ても遊覧目的の私なので、いちおう「乗ってもいいですか?」と聞いてから乗り込みました。
運航時刻表があるわけでもないので、ライフジャケットの準備ができると出発です。

ほどなく群馬県側に到着。
群馬側も埼玉側と同様になにもない場所です。
「あそこの小屋にいるから、戻るときは声をかけてね」と操船の方は休憩室に入ってしまいました。

しばらくの間ぼーっとしていると、対岸にお客さんの姿が。
「船出すけど、乗る?」と声を掛けられ、埼玉県に戻ります。
埼玉県に着いてみると、待っていたお客さんはさっきの犬の散歩の人ではないですか。

犬とおじさんを乗せて、群馬に帰っていった

渡船の話は、これでおしまいです。
これだけだと、わざわざ行くまでもないような場所ですが、ここでもうひとつ、面白いものが見ることができました。

渡船のすぐそば!

渡船乗り場のすぐ横にグライダーの滑空場があり、間近でグライダーの離着陸を見ることができるのです。
駐車場から渡船乗り場へ向かう道のすぐ横がグライダーの着陸地点で、着陸態勢のグライダーを真上に見ることができます。
私が行ったときは、頻繁に離着陸を繰り返していました。

グライダー、この高さ
道に立ち止まるの、十分危険な気がするが・・・

グライダーは毎日飛んでいるわけでもなさそうなので、飛んでいるところを確実に見たければ、イベント開催時やに合わせて行くのがいいでしょう。
日本学生航空連盟の妻沼滑空場予定表はコチラです。

妻沼滑空場

JR熊谷駅からは路線バスが1時間に1本程度、対岸の群馬県側も館林駅から路線バスが出ているので、熊谷から館林まで回るようにすれば、ちょっとした小旅行が楽しめそうですね。


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