わが家の薪ストーブの着火方法をご紹介。
薪ストーブを設置してくれたストーブ屋さんに教わったやり方だと、たまに煙がモクモクしてしまうことがあり、自分なりに改良しました。
ストーブの構造や材質によって最適な着火方法は異なると思いますので、参考程度にとどめてください。
わが家の薪ストーブは、Hetaのインスパイア45Hです。
まずはストーブ屋さんに教わったつけかた。
大きい薪を1本、その上に焚き付け用の木っ端を組んで着火。
たしかにこれで火はつくのですが、10回のうち3回くらい、煙がモクモクしてしまうのです。
なぜか?
私の推測なのですが、ストーブ屋さんがくれた薪は完璧の薪で、私が使っている自家製薪の乾燥にバラツキがあるみたいです。
同じ条件で乾燥させていても、樹種によって乾燥の進みが遅いものもあるはずですからね。
そこで薪ストーブの点火時は自家製の薪を入れず、焚き付け用の木っ端のみとしました。
木っ端は建築廃材を使っているので、完全に乾燥しています。

木っ端に火が回り炉内が温まると、上昇気流が発生します。
この時、空気レバーは全開、扉は半開き状態です。
扉の開き具合によって空気を引き込む勢いが違うので、いちばん空気の引き込みが強い扉の位置を探ります(ここがいちばん楽しい時間!)。
この状態ではまだ、木っ端を燃やした時に発生した煤で、炉内の天井が真っ黒です。
しばらく待ち、木っ端の熱で天井の煤が取れ始めるタイミングで大き目の薪を入れます。
炉内が十分に熱くなっていれば、大きい薪にもすぐに火が回り、煙の発生をほぼゼロに抑えることができました。

使い始めは薪ストーブに付属してきた着火剤を使っていましたが、その後はホームセンターで買ってきた一番安い着火剤。
おが屑に灯油を混ぜて固めたモノっぽいです。
これ1本を半分に割って使っています。

春の煙突掃除でも、煙突内に煤はほとんど溜まっていなかったので、わが家の薪ストーブはこの着火方法でいいみたいですね。
