走り湯浜浴場(熱海温泉)に行ってきました

神奈川県の真鶴にレンタルボート釣りに行ってきました。
一緒に行く約束をしていた姪っ子が来れなくなり、息子が付き合ってくれることになりました。
「夜から飲み会だから、釣りが終わったらシャワーを浴びたいんだけど」

真鶴の隣は湯河原、そのまた隣は熱海じゃないですか。
シャワーでなく、ホンモノの温泉に入ろうよ。

向こうに見えるのが湯河原

息子も娘も旅先で温泉宿には泊っているそうですが、源泉かけ流しとかそういうお湯の使いかたについて、まったくこだわりはないのだそうです。
草津温泉には行っても宿の風呂に入っただけで、共同浴場に入らなかったばかりか「共同浴場ってなに?」なんて言い出す始末。

共同浴場っていうのはな、シャワーがないんだよ、カランからしかお湯が出ないの。
場所によってはカランもなくて、湯船のお湯を汲んでそのまま頭にかけるの。

「そんなの嫌だ」

というわけで、強制的に熱海の共同浴場に行くことになりました。

電車で帰るという息子に合わせて、熱海の駅前温泉というところを目指したのですが、休日の熱海ってこんなに混んでいるんですか。
コインパーキングはどこも満車。
休日のお出かけといえば釣りかシュノーケリングしかしない私にとって、話には聞いていたけど有名観光地がここまで混んでいるとは驚きでした。

ようやく見つけたコインパーキングに車を停め、駅前温泉を目指したのですが設備不良のため、駅前温泉は営業休止中。
車を停める場所があるのか分からないけどとりあえず行ってみようと、熱海の外れにある「走り湯浜」という共同浴場を目指しました。
結果的に走り湯温泉で大正解。
混雑とは無縁の熱海を楽しむことができました。

さっきの熱海駅前の混雑はなんだったのか
入浴料金350円で財布にもやさしい

海辺の温泉ってどうせ熱い塩水なんでしょ、と熱海温泉をバカにしていましたが、少し緑色のヌルヌル感がある気持ちのいいお湯なんですね。
男湯は先客ひとり。
女湯は娘ひとりで独占だったそうです。

共同浴場、どうだった?

「熱くて入れなかったよ」と早々で出てきた娘に対し、息子は私が出たあともしばらく風呂に浸かっていたようなので、温泉宿では味わえない共同浴場のあの雰囲気を少しでも分かってくれたのでしょうか。
釣りと温泉、クセになりそうです。

車は国道の反対側にある伊豆山浜公園に駐車可。
狭い道を下りていくので、見落とさないよう気をつけてください。

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