四国キャンプ最終日は、高知県から愛媛県愛南町に移動しました。
1人300円で泊まれる、格安の須ノ川キャンプ場です。
須ノ川キャンプ場のすぐ裏の海でシュノーケリングができるので、とても便利。
須の川海岸はゴロタ石の海岸でした。
ゴロタ石ばかりの場所より、地形に変化がある岩場のところで、たくさんの魚を見ることができました。
須の川海岸では、ミノカサゴを見つけました。
ミノカサゴって、危険が迫ると毒のあるヒレをヒラヒラさせるのかと思っていましたが、危険のない時もずっとヒレをヒラヒラさせ、泳ぐというより海中を漂っているんですね。
ミノカサゴは日本の沿岸ではふつうに見られる魚なのですが、世界的に見ると、侵略的外来生物として厄介者扱いされているのだそうです。
確かに、あの毒針があれば天敵もいそうにないですからね。
夜は須ノ川キャンプ場隣にある日帰り入浴施設で風呂に入り、翌日の帰宅に備えます。
明日は新幹線に乗るので、いちおうはちゃんとした格好をしないとね。
せっかく四国に来たのだからカツオのたたきを食べたかったのですが、高知県の道の駅でもスーパーでもカツオのたたきが売ってなく、愛媛県のスーパーでようやくカツオを買うことができました。
キャンプ最終日の夕飯は、刺身です。
高知県産のカツオの他、愛媛県産のハマチ、イカ。
刺身はお手軽な夕飯ですね。
娘20才、下の息子17才。
キャンプと釣りだけは誘うと一緒に来てくれるけど、こうしてキャンプをするのも今日が最後かもしれない、そんなことを考えながらの夜でした。
翌朝は 須ノ川キャンプ場を7:00に出発。
松山に向かいます。
松山って、お城の周りをぐるりと一周するように路面電車が走っているんですね。
お城があって路面電車が走る街、あこがれてしまいます。
松山ではこの路面電車を市内電車と呼び、もうひとつ郊外電車という電車が走っています。
で、この市内電車と郊外電車が交差する場所がココ。
電車の線路が踏切の中で直角に交わっているのです。
「こんなの、ここでしか見ることができないんだよ」と子供たちに力説しても、子供たちは無反応(涙)。
電車に乗り込んだら、ちょうど左から路面電車がやって来てくれました。
今ふと疑問に思ったのですが、この直角に交わっている部分。
線路は分かるのですが、架線(電気が流れている線)はどのようにして交わっているのでしょうか?
現地でこのことに気づけばよかった。
私の写真からでは確認ができません。
郊外電車終点の高浜からフェリーで広島に向かいます。
個室や浴室があるような大型フェリーもいいけれど、こうした庶民の足的なフェリーもいいですね。
広島でも路面電車に乗り、もう大満足です。
お盆時期の旅行でしたが、ピークより1日ずれていたためか帰りの新幹線も空いていて、ゆったりと帰ってくることができました。
またこういう旅行みたいなキャンプ旅行に行きたいものです。