野沢温泉には「麻釜」という場所がある。
ここでは温泉のお湯を使い、野菜を茹でることができる。（一般は利用不可）
「麻釜」は、「大湯」とならぶ野沢温泉のシンボル的存在だ。
そして、野菜を茹であげてしまう「麻釜」の名を引き継いだ共同浴場がココ、「麻釜湯」だ。
それにしても、恐ろしい名前だ
麻釜湯は狭い。
湯船は２～３人用だ。
「熱湯注意」の看板がコワイ
恐る恐る手を入れてみると
・・・ん？
それほど熱くない。適温だ。
試しに「熱湯注意」の熱湯に手を触れてみると、熱い！
確かに熱湯だ。
風呂が熱すぎない理由は、すぐに分かった。
熱湯が出ているとなりのパイプから水が出ていて、風呂の水を冷ましていた。
「源泉かけ流し、加水なし」が理想なのは分かる。
しかし温泉を水増しをするための加水ではないのだし、だいいち私は修行のために温泉に入っているわけではないので、こういう加水は歓迎だ。